サントリー 脱ハンコへ 書類など電子化
サントリーホールディングスでは、感染拡大を防ぐため、
在宅勤務を進めているが、契約書や支払いの請求書などの書類には「押印」が必要なため、一部で出社せざるを得ない状況となっていたという。
6月からは順次、新しいシステムを導入し、書類などを電子化することで、脱ハンコを進める。
上記により契約書や塵も積もれば山となる紙代や印刷費用が年間で約3000万、労働作業時間が6万時間も削除できる。
そもそも脱ハンコで6万時間も短縮出来るのであれば
今までどれだけの時間を社内スタンプラリー用いて時間を無駄にしてきたのでしょうと思ってしまった。
脱ハンコの件に対し、嬉しい反面、根強い文化と信頼性の問題の観点から不安な点なども感じます。
不動産業をしている以上、判子というのは切っても切れない関係です。
ここで更に一つの疑問が。
脱ハンコを進め、電子オンライン化が進むと
印紙税はどうなるの??
印紙税の対象となる契約書
課税文書とも言いますが全部で20種類あります。
不動産業は主に1号文書に属します。
1文書・・・不動産、工業権等の譲渡に関する契約書
2文書・・・土地等の賃借権の設定又は譲渡に関する契約書
3文書・・・消費貸借に関する契約書
本当に切っても切れない不動産業と印紙税。
脱ハンコは良い反面
やはりこの業界にいると、判子の重要性と判子における信頼性の高さ。。
これに尽きます。
お客様を守る為のハンコでもあります。
サントリー社内で脱ハンコの稟議書にハンコを押すのでしょうか、きっと押すんでしょう
ちょっと皮肉な話。