全国約160の花火業者が6月初旬に各地で一斉に花火を打ち上げる事を報じられました。
花火業者の有志11名が「全国一斉悪疫退散祈願 Cheer up! 花火プロジェクト」を呼びかけました。
普段見ている夏の風物詩となっている花火は長い歴史があります。
印刷術・羅針盤・火薬がルネサンスの3大発明だというのが世界的常識でした。
約50年前に反証があげられ、9世紀初頭の中国で不老不死を求めた結果偶然発見されたのです。
医薬品として木炭、硫黄、硝石の混合物が「火の薬」と判明。
これが火薬の起源となります。
9世紀の日本は平安時代、国風文化でかな文字(ひらがな、カタカナ)を利用していた文化の時代です。
今回の花火はコロナ終息を祈って打ち上げられますが
日本でもっとも有名な隅田川花火大会の前身である両国花火では、コレラ疫病による多数の慰霊と共に、悪病退散祈願の水神祭で花火をあげたのが始まりです。
調布経済新聞によると、このプロジェクトに賛同した
府中の老舗である「丸玉屋小勝煙火店」も参加します。
花火シーズンに向けた製造の最盛期、花火大会の中止が相次ぎこれまでにない危機的状況も迎えている。
苦しい状況の中、今の日本を元気づけよう、多くの人が日常を取り戻し笑顔が戻ってくるように全国の花火師らが協力し
上は北海道から下は沖縄まで一斉に花火を打ち上げます。
ツイッター・フェイスブックなどのSNSを利用し
日本から世界を元気づけようと発信されます。
当日は約3分の打ち上げ花火を予定。
3密を防ぐために、打ち上げ予定の日時や場所などは非公開です。
非常に粋な話だと思います。