以前弊社のブログで、5月位に掲載した内容で
【脱はんこ】サントリー脱ハンコ【どうなる不動産業】
という記事を書きました。
河野太郎行政改革大臣が進める”脱はんこ”が本格的に始動してきています。
政府は22日に不動産売買や賃貸契約の際に交付する物件の重要事項説明に関する書面を電子化し、
メールで送れるようにする方針を固めた。押印についても不要とすることを認める事を
23日の閣議後記者会見で発表する見通し。
現在不動産業では売買やその他業務及び、賃貸契約を行う際は、口頭で説明するのが当たり前になっています。
それがコロナの影響でテレビ電話を認める範囲を拡大し、脱対面を加速しています。
国交省は平成29年10月、移動コスト軽減や柔軟な日程調整のため、賃貸契約に限り、テレビ会議による重要事項説明の本格運用を始めた。
ATHOMEでも推奨される形で、不動産業者が見るATBBなどには必ず広告が掲載されていました。
売買契約は説明内容が複雑で、取引額も大きいため対象外だったが、昨年10月からの社会実験で、大きなトラブルがないことを確認。売買契約でもオンラインによる説明を正式導入することにした。
上記を行う際には、事前に郵送するなどして書類を交付する必要があり
電子化を求める声が出ていたとインターネット記事に出ていました。
問題点として今思いつく点は
・契約者(買主・借主等)がオンライン化された契約書や重説をパソコン上またはタブレットを使用し
スムーズに契約締結まで行えるのか?
・問題が起きた際に、責任は不動産側かお客様側がどちらが負うのか。
業者の中にはせっかちに説明をする人もいるし、お客様側でも操作方法を把握しきれないまま
説明を受け、”はい、大丈夫です”と言ってしまう方もいるかもしれない
・脱はんこで本人以外でもオンライン押印をできてしまうのでは?
などなど
確かに契約書などをオンライン化でメールなどに添付し、今まで郵送で行っていた事が
インターネット上で行えるのであれば、郵送されている時間を節約する事も出来る。
非常に便利にも感じるけど‥‥ね
または専用サイトをつくり
業者側とお客様側で同時に見る事が出来、説明を行える安全な物が作られ、なおかつ印刷なども行えるようなものがあれば
オンライン契約などはうまくいくはずと思っています。
さてどうなる脱はんこ後の不動産!!!