京王線府中駅にて、2021年初夏に旧伊勢丹跡に新たなショッピングセンターが誕生します。
大規模商業施設【mitteN ミッテン】
株式会社ノジマが主体の商業施設。
地下1階から9階までのフロアは70店を超えるショップが連なる予定です。
名称の由来はミッテン-mitten-はドイツ語で真ん中や、中心地という意味します。
フロア構成はこちら
どんなお店になるか楽しみですね。
と普通の地域紹介不動産会社のブログなら、ここで締めるでしょう。
ですか、ケイ不動産は良い事も悪い事も全て言わないと気が済みません。
旧伊勢丹府中店の撤退理由として
婦人衣料や食品、レストラン、催事などでの集客方法が”古き良き時代”のままガラパゴス化してしまった。
それでも街に百貨店があれば、地域の格はあがります。
お客様をご案内する際に、府中には伊勢丹百貨店などもございますと何度言った事か。
百貨店がある街というのは、その街に住めるというステータスにも直結していました。
そして旧伊勢丹には旧地権者を中心とする専門店街フォーリスが同じ建物内に所在している。
2016年東洋経済オンラインにて掲載されていた、三越伊勢丹の閉店リストの中には伊勢丹府中店は候補に上がっていた。
そこから約3年の間、伊勢丹は継続されていたが伊勢丹社内の”大人の事情”で終焉。
こういった百貨店というのはテナントを入れテナント料をとる形態になりますが、新宿伊勢丹など乗降客数約353万人/日 ギネス認定世界一の新宿エリアなどでは売上を見込める新宿伊勢丹などに有名テナントや有名ブランドは入りたがるが
郊外の府中には・・・ね?
そして伊勢丹府中店は有名テナントが減り、百貨店らしくなくなった
客より店員の数が多くなる日が続いた。
そして府中駅前には再開発として
新たなマンション・店舗複合 LE SIGNEルシーニュが完成した
利用者を無視した”面白い動線”のエスカレーターがありますね。
果たしてmitteNは急伊勢丹府中店と同じ様になってしまうのか
どんなお店になるか楽しみですね。
個人的には旧伊勢丹には市役所をまるごとごっそり移転してほしかったです。年金事務所や水道・法務局、ハローワーク、東京都建設局 北多摩南部建設事務所などもね。
不動産屋として調査が楽になるのになぁ。
空いたフロアには医療や育児関係など住民の駆け込み寺の様に
困ったらあそこ行けば解決するという場所にして欲しかったですね。