みなさま新年があけ、落ち着いてきたところではないでしょうか。
今年の干支は辰年ですが、本来の干支でいうと甲辰(きのえ・たつ)。辰年以外にも意味があるのはご存知でしょうか。
干支は「十干」と「十二支」の組み合わせ
「十二支」はご存知の通り12種類の動物になぞらえたもので、年の他にも時刻や方角を表すことがあります。
干支とは本来「十干十二支(じっかんじゅうにし)」を略した呼び名で、「十干(じっかん)」と十二支を組み合わせたものです。
干支とは、十干(じっかん)は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の要素からなる集合。干支を書くとき干を支の前に書くことから天干(てんかん)とも言う。
不動産屋にはとても身近な文字でもあります。
契約書などで、株式会社●●●●(以下、「甲」という。)および◯◯◯◯株式会社(以下、「乙」という。)は、△△△△△△の取扱いに関して、次のとおり契約(以下、「本契約」という。)を締結する。
などと言った文言は必ず出てきます。
ちなみに明治時代では、小学生の通信簿や通知表に利用されていました。
それに焼酎にも甲類・乙類などもあります。
話を戻して・・・
古代中国で考えられ、日本に伝えられた。十二支と合わせて干支(かんし、えと)といい、暦の表示などに用いられる。五行に当てはめて、2つずつを木(もく、き)・火(か、ひ)・土(と、つち)・金(こん、か)・水(すい、みず)にそれぞれ当て、さらに陰陽を割り当てています。
2024年は十二支でいうと「辰(たつ)」年、十干では「甲(きのえ)」の年となり干支は「甲辰(きのえ・たつ)」となるのです。
今年はどんな年になる??
陰陽五行説によると「甲」は草木の成長を表す意味があり、植物が成長するようにどんどん勢いを増して増えていくという意味があります。 そのため2024年辰年は、昨年まで努力してきたことが実を結んで成就する年になるでしょう。 また、辰年にさらなる努力をすることで、成功にスピード感を持って近づける年となります。
辰年は辰年は政治の大きな変化が起きることが多い年といわれています。 戊辰戦争(1868年)、日露戦争(1904年)が辰年に起きています。
東京スカイツリー開業(2012年)
2000円札発行(2000年)
青函トンネル・瀬戸大橋開業(1988年)
東京五輪・東海道新幹線開業(1964年)
国家プロジェクトが始まることが多いのも辰年の特徴。
今年はみなさんにとって良い年になりますように。